被害者的意識を持つ人(PINK)

PINK
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PINKの特徴を色濃く受けている人の大きな特徴の一つは被害者的意識です。

今日はことについて説明していこうと思います。

PINKの影響を受けている人は、強い被害者的意識を持つ

PINKの影響を色濃く受けている人はとても強い被害者的意識を持っています。

基本、自分は何も悪いことなどしていないというのが彼らのスタンスです。

彼らは本気で自分たちは何も悪いことなどしていないとそう思っています。そういう思いの中で生きているといっても過言ではありません。

なので、自分が誰か他人からいろいろと批判されたり、自分のすることを指摘されたりすると、それを自分を攻撃したものとしてみなします。

PINKの影響を色濃く受けている人には、常人の考えは殆ど通じません。

私たちが、彼らに何らかの指摘をすれば、彼らはそれを自分たちに対する攻撃だととらえ、それに対して、徹底抗戦を仕掛けてきます。

その時に使う技、これが強い被害者的意識をもって、それを外に向かって表現することです。なぜ、彼らはこのようなことをするののでしょうか?

彼らは被害者的意識を他者に見せつけることで、その他者の同情心を引くプロ

PINKという色の影響を強く受けている人間とは、自分たちがいかにかわいそうで、哀れな人間であるのか?ということを見せいつけるのがとっても上手です。

そうした姿を他者に見せることで、いとも簡単に他者の関心を自分に向けることが出来ます。言ってみれば、彼らは心理操作の面においてとても優れていて、それを自分でも意識することなく、すんなりとそうした行動がとれてしまいます。

なので、自分で嘘をついているとか、自分で何か目的をもって人をだましているといった感覚ももしかしたら、彼らは持っていないのかもしれません。

被害者的意識を持ち、それを他者に見せつけることで、彼らは、私たちの中にある罪悪感、そして使命感、義務感を無意識的に喚起させようとしているということになります。

よく、自分の事を不幸そうに語る人間がいますが、こうした人は要注意です。彼らの心理的作戦は、もうこの時点からスタートしています。

シクシク泣いて、その隙間から彼らはその自分の取った行動に対して、その相手がどのような反応を取るのか?それをしっかりと見ています。

自分のそうした演技で、どれだけ、相手が心を動かされたのか?それを彼らは見ています。

PINKの影響を強く受けている人にカモにされる人の特徴3選

  • 罪悪感をすぐに抱く人
  • 使命感の強い人
  • 義務感の強い人

この3タイプの人はPINKの影響を色濃く受けている人間に一番カモにされやすい人たちです。

罪悪感をすぐに抱く人

このタイプの人というのは、常に誰かに何かを言われたりすると、自分がいけないのではないかと思ってしまう人です。全く関係のないことでも、そこになぜか自分を介入させ、自分が悪いということにしてしまうようなタイプの人です。

罪悪感を感じなくていいところで、その罪悪感を自ら求め、そしてその罪悪感を自分のものにしたがる人です。こうした人は常に、自分を罪人にしてくれる人を無意識的な領域で探し求めています。

なので、自分の目の前で誰かがポロポロと涙を流して、その辛い自分の経験談などを語られると、その理由を作ったのは自分ではないのか?とか、そんなに苦しんでいるのに、自分は何も気づいてあげられなかったということでその自分に強い罪悪感を抱きます。

この罪悪感を抱くと、もうその時点でPINKに強い影響を受けている人の勝ちとなります。完全にその時点でこちら側はPINKの術中にはまったということになります。

PINKとはわたしたちに悪いという罪悪感を抱かせたくて仕方がありません。彼らはいつも、私たちにあなたが悪いんだ!といって、罪の意識を私たちに抱かせようとします。これこそが、PINKの使う手法の一つです。

この手法にまんまと乗せられてしまうのが、まず1つ目のパターンの罪悪感の強い人ということになります。なんでもかんでも、全く自分に関係のないことまで自分の責任として感じてしまう。こういう人は本当に危険です。

こういった人が彼らに捕まると、そこを強く刺激され、あなたが悪い!あなたが悪い!とそうPINKに洗脳され、自分でも気づかないうちに、無意識的にそうした人たちに罪人とされてしまいます。こうなれば、その罪人は、いつでも、その自分に何らかの罪を感じている訳ですから、(心理的に)、その罪を償うために、PINKから強い影響を受けている人のために色々と自発的に働くことになります。

彼らはなんとかして自身の中にある罪人としての苦しみから逃れたいということになります。そのために、自ら能動的にその自分の持つ罪、これを払拭するために能動的に動きます。

こうなれば、PINKの影響を強く受けている人側からすれば、罪の意識を強く感じている人は自分から能動的に動いてくれるため、こんなに都合のいいことはありません。

つまり、無意識的に刷り込まれた罪を強く感じている人間ほど強い許しを得ようと行動するということになります。こうなると、もうそこには支配と隷属の関係がしっかりと構築されるということになります。

自分は罪びと、つまりは許されざる悪いことをした人間。そしてもう一方は、その罪を清め、浄化する人間。こうした構図は簡単に作り上げることが出来、昔から多くの人が、彼ら(PINKの影響を強く受けている人たち)の意ままに動かされています。

彼らは、わたしたちの無意識にアプローチを仕掛けてきます。これが彼らの手法です。

使命感の強い人

罪悪感の強い人の次に危ないのが、使命感の強い人。言ってみれば私が何とかしてあげるといった姉御肌タイプの人です。

こうしたタイプの人も、自分の目の前で、自分がこんなにも悲惨な体験をして苦しんでいるんだ!とい言われたり、そうした姿をPINKの影響を強く受けている人に見せられたりすると、それをまじめに受け取ってしまい、盲目的になり、そこにある事実を客観的に取ってみることが出来なくなります。

なので、このタイプの人はすぐに目の前の強い被害者的意識を示す人間に対して何らかの行動を起こそうとします。

彼らの口癖は、私に任せて!です。私が何とかしてあげるから、大丈夫!とそういってしまします。ここに彼らの冷静な判断はありません。

そもそも、自分の目の前で自分以外の他者が、その苦しい体験談を涙ながらに語ろうが、それはその人自身の問題であり、その問題をこちら側が請け負ってどうにかする必要など本来どこにもないのです。

でも、使命感があまりにも強いと、その弱者を守るのは、私の使命だ!と思い込んでしまい、その強い使命感をもって目の前の物事に対処しようとしてしまいます。彼らも又、目の前でシクシク泣いて見せる人間の前では冷静な判断を取ることが出来ず、どんなにしっかりしていると見える人でも、この時は完全に自分を見失っています。

つまり、無意識のとりこになっているということになります。

こうしたタイプの人間というのは、いつも自分をなんらかの形で生かしたいという強い欲求を持っています。つまり、何かの役に立ちたくて、うずうずしているということになります。自分を役立て、価値あるものとして示したい。こうした非常に強い内的欲求を持っています。

こうしたタイプの人間の目の前にPINKの影響を色濃く受けた人間が現れれば、こうしたタイプの人間からしたら自らの内的欲求を満たすために最高のものが来てくれたということになります。

何かの役に立ちたい。自分の価値を示したい。自分が何かをする。してあげなくてはいけない。こうした強い使命感を持っている人間にとっては、目の前に何かをして欲しいと涙ながらに訴える人間がいるわけですから、その人間のために自分ができることなら、なんでもしてあげたくなります。というより、むしろ、その相手に頼まれなくても、こちらから能動的にやはり行動を起こします。

こうした行動の背後には、やはり無意識的な自分の価値を示したいという内的欲求があるように思います。

これをPINKの影響を色濃く受けている人間は狙っています。彼らはここでも、自分から行為することなく相手から、自分の望む行動、行為を無意識的に引き出しているということになります。

義務感の強い人

義務感の強い人。これは言ってみれば責任感の強い人を指します。いつも自分が自分の責任において何かをしないといけないと思っている超まじめなタイプの人間です。

彼らは、いつも自分が何かをしなければいけないという強い義務感を持っています。この強い義務感は兄弟間ではぐくまれることが殆どです。

自分が何かをしなければいけないとうこの強い義務感は、兄弟の中のお兄ちゃんやお姉ちゃんによく見られます。

自分が~をしなければいけない。それは自分の兄としての、姉としての義務。そうやって無意識に刷り込まれてきたタイプの人たちは、常にこの義務感によって自分を無意識的にコントロールされ、動かされているということになります。

彼らは、自分がしっかりしているということで自分の自己アイデンティティを守ってきた人たちでもあります。なので、その自分がしっかりとしていないということを自身に受け入れさせることはナンセンスということになります。

こうした彼らの前にPINKの影響を色濃く受けたタイプの人間が現れて、そこで被害者的なことを言われたりすると、彼らはそこで自分がしっかりとしているということを示そうとします。

義務感の強い人間とは、何もかもそのすべてを自分の義務、つまり、果たすべき義務だと思ってしまうので、(その義務を果たすことで自らの自己アイデンティティを守ってきた人たちなので、)その自己アイデンティティを守るために、目の前で打ちひしがれる人間を見た時、彼らのためにというよりかは、自分の自己アイデンティティを守るために行動するということになります。

目の前で困っている人がいる。なのにそれを無視して通り過ぎることは彼らにはできません。彼らの中には強い義務感があります。この義務感こそが、PINKの影響を色濃く受けた人を必然的に引き付けてしまします。

このタイプの人間は眼の前の困っている人間をどうにかしてあげようと行動を起こすのではなく、ただ自分の中にある義務感、これによって自らの行動を起こします。自分のなかに強い義務感がある。その義務感を通り越して何かをすることは出来ない。常に自分の中にある義務感これはそのすべてにおいて果たしておかないといられない。

彼らからしたら、困っている人、嘆き苦しんでいる人を見捨てることは何があっても出来ないということになります。

まとめ

PINKの影響を色濃く受けている人間というのは、このように被害者的な振る舞いをすることで、その作用を受けた相手がどのような出方をするのかをしっかりと観察しています。

目からポロポロと涙を泣かしながら、その涙をぬぐうその一瞬のすきにこちら側がどのくらい動揺しているのか?それをじっと観察しています。彼らは本当に人を良く見ています。彼らの観察眼、これを侮ってはいけません。

PINKの影響を色濃く受けている人間というのは言ってみれば、アクターです。人をだますアクターです。彼らには何を演じさせてもピカいちです。

わたしたちは、PINKの影響を強く請けいているものに、自分でも知らず知らずのうちに自身の中にある無意識を刺激され、それによってPINKに都合の良い行動を引き出されているということに気づく必要があります。

相手の同情を引こうとして一生懸命演じる人を良く観察してみてください。彼らは、その行動を通して必ずその相手から、自分の望む行動や、かけてもらいたい言葉などを引き出そうとしています。それに、相手が自分のために自発的に行動するよう私たちの無意識をコントロールしています。

最後にはなりますが、私たちが自分の身を守るために知らないといけないこと、それは自分たちが相手のために一生懸命にしてあげようとしていること、その背後には必ず、自分の満たされない内的欲求を満たそうとする動きも同時に存在しているという事であり、PINKはそこをよく心得ていているということです。

これを知らなければ、私たちは完全にPINKの影響を色濃く受けるタイプの人間の奴隷です。彼らは、私たちに彼らの奴隷であるという意識を持たせることなく、私たちを支配します。それがPINKの持つテクニックのすごいところです。

彼らはそっとわたしたちに近づいてきて、わたしたちも気づかないうちにそのすべてを奪っていく存在です。

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