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ヒツジ – 色彩と無意識の世界

ヒツジ

CORAL

自己アイデンティティの固定化(coralの精神分析#1)

わたしはこういう人間ですと言って自分のアイデンティティを固定化してしまう人は、ずっと条件付きの愛しか得たことのない人です。無条件に愛されるとは何かを知りません。
生き方

偽り(PINK)を愛し、本当の自分(光)を愛せない私たち

本当の自分を私たちはありのままに肯定し、受け入れることが出来ません。今の自分にこれでいいといってあげられません。他と自分を比較しては、自分の否定ばかりします。そして、本当の自分を心の奥底に沈めて、自分に都合のいいものだけを集めて偽りの自分を作って行くようになります。そしてその偽りの自分で偽りの幸福を求めます。そしてその偽りの幸福によってその心を満たしたつもりになって死を迎えます。これが今の私たちの運命です。
支配と隷属

羊とはわたしたちの囚われた心を象徴する

わたしたちの心は常に様々なことに囚われていて、決して自由ではありません。その事を私たちはただ知ろうとしないだけ。心の奥底では自分がいかに不自由かを知りながら、それをわたしたちは認めようとしない。真の自由を、オオカミになる事を望むのならわたしたちは自分の本当の気持ちに自らの意識をフォーカスさせないといけない。
PINK

被害者的意識を持つ人(PINK)

被害者的意識を持つ人間、PINKの影響を色濃く受ける人間というのは、自分の正当性を強く信じ、何も疑うことがありません。だから、何と対峙しても自分は悪くなく自分は被害者だ!とそういいます。世の中にはこの強い被害者的意識を持つ人間に対して、強い同情心を持つ人間がいます。こうしたタイプの人間は自分の中にある内的欲求を彼ら(被害者的意識を持つ人)によって巧妙に刺激させられ、無意識のうちに行動を喚起されています。
支配と隷属

ヒツジの皮を脱ぎたがらないオオカミ

安全、安心が絶対の私たちは、オオカミである自分をひた隠しにして羊であることに懸命になる。自分で自分を守る事ではなく、誰かに守ってもらう、自分の人生の責任を持ってもらう、そういった安易な生活を求めるために、私たちは羊の皮をかぶり続ける。何があっても自分をオオカミだとは認めない。なぜなら、自分の人生の責任を自分でとる覚悟がないから。オオカミとしての誇り高き思いを失ってしまったから。
支配と隷属

羊の皮をかぶったオオカミ

わたしたちはみな羊の皮をかぶったオオカミです。オオカミ(大神=色=)である自分の記憶をなくし、羊である自分に安泰しています。それで本当に私たちの幸福は実現されるのでしょうか?今一度自分が何者であるのかを思い出してみませんか?