「真の自己成長を目指すあなたへ:肉体を超えた意識レベルへの道」

生き方
この記事は約4分で読めます。

意識レベルが一段高くなると、世界をより広い視点から眺められるようにな
る。新しい視点を得るためには、それまで自分が埋没していた環境から自己を切り離さなければならない。

フレデリック・ラルー

これは、ティール組織という本の中に出てくる一文です。

自分が埋没している世界、環境から自己を切り離すとは?

わたしたちは皆、自分の世界の中に生きている存在です。何を決めるにも、判断するにも、その全ては、この自分の肉体を通した感覚世界によって決定されています。

自分が何かに触れたり、感じたり、頭を使って考えたり、全て、私たちはこの自分の肉体を通して外の世界にあるものを知覚しているという事になります。

つまり、この肉体というものが存在しなければ、私たちは何も認識することも、知覚することも出来ないという事になるのだと思います。

思考と感情と意志というものは、この肉体を通した感覚世界の中にあっては1つに結びついています。なので、ある感情はそれに紐づいた思考を形成し、そしてその思考は、さらにその思考に基づいた意志を持つという事になります。この時、この意志を作りだすものは、感情と思考によって得たイメージです。このイメージを元に、私たちの意志はいついかなる時にも決定づけられます。

自分が埋没している世界というのは、この肉体に囚われた世界のことを指しているのだと私は考えています

この状態から、私たちは脱することがこれまでも、これからもわたしたち人間にとって最も重要視されることなのだと思います。

全ての感覚世界を抜けるといわれても、なかなかそれは意味が分からないと思うのですが、つまりは、あらゆる肉体の拘束を抜けて、私たちはこの本のティールという状態にまで自身を引き上げる必要があるという事になります。

私たちがこの感覚世界の中にある間は、私たちが真に創造的になる事は出来ず、そして真に能動的な状態になる事も出来ないと思います。

わたしたちのこの肉体にすべてが囚われている状態では、何をするにしても、それは皆その肉体が持つエゴから何もかもが形成されるといいう事になります。

私たちは自分の人生を通してこの自分のエゴを超える必要があります。エゴという囚われたこの肉体世界から自由になり、そして、愛一元の元で生きることを私たちはそろそろ始めなければならないのだと思います。

真なる創造、それは愛一元の中でしかはぐくまれることはない。私はそう思っています。現に、これまで様々な分野で活動され、その奇跡を残した偉人の多くが、この愛一元の元にたどり着いたものと私は考えています。

知識、それは自分で獲得するものではなく、そこにあるもの。

こんなことを言ったら、意味が分からないかもしれませんが、私たちは必死で多くの情報や知識を得ようと毎日努力していますが、この努力が意外に必要のない世界があります。それが、この本に出てくるティールのレベル、世界です。

この意識レベルにまで上がれば、私たちは自ら考えることはありません。この状態にあれば、もう私たちは肉体を超えているという意味において、何も考える必要がないという事になります。

この意識レベルに達すれば、自分に必要な知識は向こうからやってきます

日本の天才数学者、岡潔もこれに全く同じことを言っています。
自分が説いた問題の答えは、自分の頭を使って得たものではない。この答えは、向こうから私の元にやってきた。

これこそが、まさにティ―ルの状態であると私は考えています。

この状態というのは、そう簡単に手にすることは出来ません。岡潔も、一気にこの状態に至ったわけではありません。それまでには、自分の頭がもうショートしてしまいそうなくらいに、毎日数学にのめりこみました。徹底的に数学というものと彼は正対してきました。

こうしたことを長年続けてきたその先に、このティ―ルというレベルが開けて見えてくるのだと私は思っています。何事にも言えることですが、これはそう簡単に理解できるレベルのものではないと感じています。

善悪二元論を超えた先、そこを見た人間にしかわからないそんな世界がある。それが、このティールという世界なのかもしれないと思いました。

鬼束ちひろの月光(肉体に囚われた私たちの魂)

最後に、結構昔の曲になりますが、鬼束ちひろの月光という曲をご紹介します。この曲は、まさに私たちが、この肉体に拘束され、自由ではないことを謳っています。わたしたちは、この肉体の持つ欲求を満たすことに毎日奔走していますが、でも、本当はこの囚われた肉体から、解脱し、そしてわたしたち人間は自らの魂の声に従って生きることが何よりも望ましいことだと思います。

私たち人間というのは、肉体の持つ様々な欲求に日々振り回されて生きていますが、そんなことをして人生を本当に終わりにしてしまっていいのでしょうか?

肉体を超えた魂というレベルにおいて、わたしたちは自己を明らかにして生きていくことこそが何よりも大切で、最も幸福に満ちた生き方なのではないでしょうか?

私のセッションはプロフィールリンク、または以下のHPよりご覧ください。
私の行うセッションでは、この肉体という感覚世界からを自由にし、自分を本当の意味で自由にし、愛一元のレベルまで個人の意識を引き上げるという事を念頭に置いたセッションを展開しています。興味のある方は是非、ご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました