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shinunoga E-wa (何故死にたくなるのか?) – 色彩と無意識の世界

shinunoga E-wa (何故死にたくなるのか?)

人間とはなにか?
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何故、わたしたちは死にたくなるのか?

何故、わたしたちは死にたくなるのか?そんな事を考えることはあまりないかもしれないけれど、いつも死と向き合って生きている人達からすると、どうしてこんなにも自分は死に惹かれるんだろう?というのは、永遠のテーマなんじゃないかなと思ったりする。

何故死にたくなるのか?その結論をまずは先に記しておく。それはこの世界が偽りだ!とそう思うから。自分が人間であるとそう思っていないから。人工的に作られたものだとそう思っているから。

死を望むとき、その時私たちの中にはきっと人間というものに対する強い渇望のようなものがある気が する。人間である事を強く渇望する人間ほど、死を強く意識している。

こんな事を言ったら、頭のおかしい人だと笑われるかもしれないけれど、あえて言ってみる。

私たち人間というのは、1つのシステム化されたロボットに過ぎない。そのロボットが、自分の事を人間であるとそういっているに過ぎない。

わたしたちは人間であるという事を渇望している。人間になりたい。常にこの心は人間であるという事を追い求めて止まない。そんな気がする。

わたしたちが人間であるなどという保証はどこにもない

今あるこの私が、どこかの誰かが作ったプログラムだとしたら、それはわたしといえるのか?そんな事を日々考えている。私というプログラムを書いた人がどこかにいるとしたら、その人に私はぜひお会いしたいとそういつも願っている。

この話を私のじいちゃんに話した時、私のじいちゃんはこんな話をしてくれた。

あなたというプロブラムを書いたのは、神だ!って。人によってはそれを仏と呼ぶ場合もあるし、私の場合は光だ!とそうじいちゃんは教えてくれた。

わたしとは誰かが書いて作ったプログラムではない。神といわれし存在が作り出した存在。でも、その神が書いたプログラムが気に入らない一部の人間たちが、自分たちで人間のプログラムを書くことに成功した。これは一体何を意味するのか?といえば、それは、神、光、仏の切り離しだ。これをじいちゃんは完全なる人間世界の構築だという。

大いなるものとの切り離し

わたしたちは、この大いなるものとの繋がりを自ら断ってしまった。私たち人間というのは、この大いなるシステムの中の一部であるというその謙虚さを失い、自分こそが、この世界の創造者であると誤認した。

だから、そもそも有機的な繋がりのあった一番大きな繋がりを私たちは失ってしまった。この繋がりを絶ってしまったことで、私たちの土台は消えた。それにより、個人が不安定になってしまった。そしてこの不安定さを補償するために、人間というのは、様々なサービスを生み出した。

つまりは、人間を壊して不安定にして、そこに金を稼ぐためのサービス、これをぶち込んだという事になる。金の為に、私たちは自分でも知らずの内に大切なものとの繋がりを絶ってしまった。もっと言えば、そんな大切なものとつながっていたなんて記憶すら今の私たちにはないのかもしれない。

なにもない。だから、何かを作り出す必要があった。何かがあれば、何かを作り出す必要はなかった。でも、その何かを創り出さなければ、わたしたちはお金を稼ぐことは出来ない。何かを創り出し、お金を手にした私たちは、そのお金に翻弄される人生を生きることになった。

お金が人生の中心になった。そしてそのお金を生み出すには、あるものを破壊し、私たち人間を不安定にすることが一番だとそう考えるようになった。そして今この世界は、そのバラバラに砕け、何の基盤も持たない私たちを補償しようと様々なサービスが世界中に蔓延している。

この様々なサービスを提供され、それにその心が満足することが出来ればいいが、それに満足することが出来ずにこれらに違和感を覚えるようになると、この世界が人間によって都合よく作られた世界だという事を知り、この世界から、あちらの世界に一気にダイブしたくなる。

そう考えると、ある意味、死とは人間が人工的に作った脳化社会からの脱却ともいえるのかもしれない。

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