今日はREDの無意識的な領域について解説していこうと思います。
Redは寂しいウサギ
この色の影響を強く受けるタイプの人間は、とにかく自分をかまってもらいたいタイプの人が多いいです。
常に自分に他者が注目、関心を持ってくれていないと寂しくて死んでしまいます。
その姿はまるでウサギそのもの。
この色の影響を強く受けるタイプの人は基本一人ではいられません。
常に誰かを必要とします。
親を独占することが出来なかった過去
Redは自分の親を独占することが出来なかった、自分のものにすることが出来なかったという過去を持ちます。
親をある程度自分のものとすることが出来れば、この色のものは強い独占欲を持つことはなかった。
しかし、自分の心が満たされるほどにRedは親を独占しきったという満たされた思いを持っていません。
なので、こうした思いが幸いして、この色のタイプの人間には強い独占欲があるといえます。
親は常に自分を見ているべきだという思い
Redとは、親に対して常に関心を自分に向けていてほしかったという思いを持っています。
しかし、この自分に対する関心をRedは思うように得られていません。
これがRedの影響を強く受けるタイプの人の深いトラウマ的体験になっているという事になります。
強い独占欲と支配欲
Redとは、親を独占することが出来なかったという過去を持つからこそ、その他を強く独占し、支配したいという思いを持つ様になったと考えます。
いつも自分だけを見ていてほしかった。
自分だけのものであってほしかった。
でも、何をどう頑張っても親を自分のものとして独占することは出来なかった。
こうした思いがRedに強い被害者意識をもたらしていることも少なくありません。
自分は他者から自分の大切なものを奪われてきたという強い被害者的意識
この色のものは、他者によって自分の大切なものを奪われてきたといった強い被害者的意識を持ちます。
本当は全部自分のためのものであった。
でも、それを自分は他者から奪われたとそう思い込んでいます。
なので、こうした思いがこの色のものに、歪んだ考えをもたらすことになります。
それは、自分は他者から自分の大切なものを奪われ続けたんだから、自分だってその他者から大事なものを奪ってもいいという思いです。
彼らは、むしろ自分が他者から奪う事、この行為を正当化すらします。
自分は奪われた。
ならば、その自分も奪っていい。
むしろ奪うべきだ。
こうした思いはRedの歪んだ使命感、義務感と強く結びついていくことになります。
変貌していくRed
Redという色の影響を強く受けるタイプの人は、しっかりとこれまでの自分の経験を主観的にではなく、客観的に見つめ返すという事が出来なければ、歪んだ考えを持つ様になり、その歪んだ自分を過剰に正当化するような人間へと変貌していきます。
最初に他者が自分から大切なものを奪った。
ならば、自分だってその他者から奪たって文句は言えないはず。
こうしたことを言い、Redは自分を正当化していきます。
この自己正当化が段々と溜まっていくと、先ほど言ったように、それは歪んだ正義感、使命感につながっていくという事が言えます。
ヤバいくらいの正義感と義務感を持つRED
この色のものは、ヤバいくらいの正義感と強い義務感（使命感）を持っているのも特徴の一つです。
この色のものは、自分を絶対的な正義であると考えがちです。
正義とは人それぞれだという考え方をもともと持つタイプでもありません。
なので、この正義感、使命感が逆に、REDの行為を正当化するのに逆に役立ってしまっているといっても過言ではありません。
自分の行為は絶対的であるという強い思い込み
彼らは自分の行為を正当化し、そしてその行為を絶対的なものであるとそう思い込んでいます。
この思いが、他者を独断と偏見で判断するというREDを形成してしまっているといっていいと思います。
Redタイプの人は、自分の取る行動のどんなことでも、その全てを正当化していきます。
そして、その行為は自分の絶対的真理の元にあるとそう思い込んでいます。
これが強い正義感と使命感につながってしまうので、Redは自分の事をよく理解していないと、いとも簡単に独断と偏見で人を判断するような人間になってしまう可能性を大きく持っています。
このようにRedの認識が歪むとある種とても恐ろしい存在を作ってしまうという事もあります。
どれだけ残酷な行為をしたとしても、彼らはそれを自分の絶対的な真理の元に正当化します。
そして、自分のしている行為は慈悲深い行為であるとすら認識することもあります。
正しい自分が、正しくない他者に、本当の正しさを教えてやっているんだ！という思いがRedの認識が歪めば歪むほどに強くなる傾向にあります。
こうした傾向は、自分自身をしっかりと理解することが出来ていなければこれまでの自己を省みるという事が出来なければ、REDの中で次第に大きくなっていきます。
誰もが自分自身の過去を心の奥深くに封印してしまっていますが、この心の奥に封印したものが逆に主権を取ってしまうと、REDとは本当に恐ろしい人間に変貌してしまいます。
この危険さを自身の中に自分は抱え持つ存在であるという事をしっかりと自覚し、そして何よりも大切なことは、自分にとっての真実をありのままに知る事であると考えます。
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