REDからのメッセージ ( 犠牲的な心)

RED
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 誰かの役に立つ事で自分というものに意味を与えるRED

このREDという色は犠牲的な精神を表します。この色の影響を強く受けている人というのは、自分を犠牲にする事で他者を助ける。そうした事により、喜びを感じるタイプの人です。

自分が誰かの為に役に立っているという事が、このREDの影響を受けている人にとってはとても大切な事なのだと言えます。

このREDから強く影響を受けているタイプの人というのは、自分が誰かの役に立っているという事を常に感じたがる傾向にあるともいえます。誰かの為に自分が在るという事、つまりは、その誰かを通してしかREDのタイプの人は、自己肯定、自己認識する事が出来ません。

常に誰かの役に立っているという事が、この色の人間をより強く前進させる力になると言えます。なので、この色の人が、誰の役にも立っていないとそう思う時、このタイプの人は、自分に何の意味も、そして価値も感じられなくなってしまいます。

REDという色を持つものというのは、とにかく常に自分を誰かの為に役立てたいとそう強く望みます。誰かの役に立てなければ、この色のものは、自分に全く自信がなくなってしまいます。自分が何かの、そして誰かの役に立っているとそう思う事が、このREDという色を持つ人のエネルギーをより高める力になります。

究極的な事を言えば、誰かの、そして何かの役に立つ事が出来なければ、REDという色の影響を強く受けている人間とは、自分に一切何の価値も感じる事が出来なくなってしまうという事になります。

 誰かをそして何かを通す事でしか自己価値を感じられないRED

常に何かの為にありたいと、そうREDは思って生きているタイプの人間になりますが、これは裏を返せば、常に何かを通してしか自分というものを定義する事が出来ないという事にもなります。常に、何かの、そして誰かの為にある事でそこで自己確認をREDはしている。つまりは、そうしたものや事を通してしか自分というものを定義する事が出来ないという事になります。

表面的に見れば、REDとは常に誰かの、何かの為に自分を犠牲にして頑張っている様に見えますが、実際には、彼らはその誰かの為に、何かの為に自分を犠牲にする事に喜びを感じている訳ではなく、そうせざるを得ないから、そうしているという事になると言えます。そうする事で、REDという色の影響を強く受けている人間というのは、自己確認、自分という存在が此処に在るという事を確認しているという事になるかと思います。

他者の為に自分を犠牲にする事は、喜びである。誰かの為に働き、生きる事は喜びであるとそうREDの人は謳いがちですが、実際は、これとは逆です。彼らはただ自分のそうした活動を自己正当化しているにすぎません。実際の所は、彼らは自らを他者の為に犠牲にすることを喜びであるとは感じてはいません。そう思うのは、自己正当化であり、事実の歪曲であり、合理化です。

REDという色から強い影響を受けているタイプの人というのは、自分を犠牲にして他者を活かそうという思想を強く持っていますが、ここには、とても強い怒りと悲しみがあります。そうする事でしか、自分というものを確認する事が出来ないという深い悲しみがREDにはあります。自分を犠牲にして他者の為に生きる事が自身の喜びであるはずがない

REDという色の影響を強く受けているタイプの人間というのは、自分のその身を犠牲にして他者に尽くす事が自身の喜びであるとそう思っていると思いますが、そうではありません。まずはその事を理解する必要がREDにはあります。

他者の為に自己を犠牲にして生きる事が自分にとっての喜びであるというのは、一種の洗脳です。本当の幸せというのは、自己を犠牲にして他者を助ける事ではありません。本当の幸せというのは、自己を犠牲にする事では無く、その自己を他者の為に捧げる事では無く、自分がまずは自分の為に生きる事が最も幸せな事だと言えます。自分が自分の為に生き、自分の喜びの為に生きる。そうした事が出来て始めて、私たちは他者の為になる事が出来るです。自分以外の誰かの為に何かをしたいとそう思うのなら、まずは自分を十全に生きるという事から私たちは始めなくてはいけません。

それには、自分にかけられている自己を犠牲にして他者の為にあろうとするその植え付けられた思想を自分から外していかないといけません。真に他者の幸福を願うのであれば、まずは自分自身が十全に生きる事が最も重要な事なのです。

REDのタイプの人間がここで学ぶべき事は、自分が他者の為に自分を犠牲にする事は喜びでも何でもないという事を知る事。それに、自分はその身を他者の為に捧げる事を本当は望んではいないという事を知る事であるという事を知ってもらいたい。

REDという色から強い影響を受けている人間というのは、他者の為に生きたいのではなく、心の本当の部分では、他者重視ではなく、自分重視で生きる事を望んでいるそんなタイプの人間であると言えます。

色というのは、私たちに色々な事を気づかせてくれるとても大切な力です。色から発せられる様々なメッセージを聞き入れる事で、私たちは必ず自分に何らかの変容を与える事が出来る様になります。

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