Turquoise Blue (key word=自由)

TURQUOISE BLUE
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Turquoise blueのkeyword (自由)という観点からの考察

リッキー
リッキー

色は様々なイメージを持っているのだが、今回はturquoise blueをイメージしたときに多くの人がこの色に思い描く自由というイメージに焦点を当てて説明していこうと思う!

まず皆に知っておいてほしいことは、色とは様々なイメージを持っているということです。

1つの色をどう感じるか?その色にどのようなイメージをどれだけ抱くことができるか?ということは人それぞれということにはなりますが、とにかく私たちは色を目にしたとき、そこに何らかの感情や、イメージを抱きます。

今回はそのうちの一つ。turquoise blueについての解説です。多くの人はこの色に’自由’というイメージを抱きます。

この自由とは一体何を意味しているのか?どのようなメッセージを持っているのか?ということについですが、人がこの色に強烈に魅了されるとき、この色を自分の大切な色にしているとき、その人の心の中では、この自由とは反対にあるものがあなたを支配しています。

ターコイズブルーの海

Turquoise blueの反対にあるものとは?

この色の反対にあるものとは、Coral(コーラル)という色です。人間がTurquoise blueを求めるとき、それは意識してその色を選択しているということなので、意識の上では、この色があなたを表す色だと思うかもしれません。

確かに表面的に見れば、自分はその色を好んで選択している訳ですから、その色があなたを表していますと言われれば、それは確かにそうだと思うと思います。

でも、私の色の捉え方はほかの人や、学校、大学などで教えている捉え方とは少し違います。簡易的な自己紹介のところにも書きましたが、私はADHDです。この特質を使って、色というものを独自の観点でとらえているため、わたしのこの色についての捉え方は、他とは違って少し独特なものとなっています。

Turquoise blueが意識を表すものであるならば、その反対に位置するCoralという色は、私たちの無意識、これを表しているという捉え方になります。

無意識というのは、私たちが日常生活を送るうえで認識することはなかなか難しいものです。でも、それを色が教えてくれているということになります。

turquoise blueの好きな人というのは、意識上では確かに自由を求めているかもしれません。でも、その反対にあるCoral という色は、そんなあなたに、今あなた自身が、全体の中にあり、そこから抜けられていないということを伝えています。これまで自身に身に着けてきた様々な慣習や、考え方、そこからあなたは自由になれていないとそう警鐘を鳴らします。

むしろあなたは自由を求めながら、心の奥底では、無意識の領域では自分が縛られる、拘束されることを求めているということになります。

自由になりたい、でも、その心は自由になりたくない。今の環境から、状況から変化することを望んではいないということになります。

CoralとはTurquoise Blueの反対にある補色です。なので、何とかして両者のバランスを保とうとします。でも、この色が好きな人はこのCoralの警告を完全に無視して、自分の好きな色に猛進していきます。そして自分はあたかも自由であるかのようにふるまいます。

実際には、自由というものからかなりかけ離れてしまっていますが。

Coral は協調性を表す

Coralは強い協調性を表します。皆と同じであること、これを強要します。皆と同じ、皆と一緒。これをこの色は好みます。そして、無意識の領域で働くこのCoralという色は、その人をこの皆と同じという空間の中に閉じ込めます。そして、そこがあたかも居心地がいいように感じさせています。

そのことをCoral 自身はわかっている。だから、turquoise Blueを好む人にに警鐘を鳴らしているということになります。

あなたが思っている自由、それは偽りですよ!とそうこの色は、Turquoise blueを好む人にに発しています。

このturquoise blueという色を好む人は、本当の意味での自由を知りません。ただ自由にしているつもりになっているだけで、その身も心も実はこの社会というものに、これまで自分が身に着けてきた慣習や生き方などにしっかりと縛られたままです。

Coralはそうしたことを何も知らずに、自由をただ求めることは危険だ!とそう警告します。

本当の意味で自由を獲得するには、まずは自分が今どのような状態にあるのか?それを知らないといけないということをCoralは教えます。自分を知ることなく真なる自由など手に入れることは出来ない。でも、皆その真の自由を手にした気になっています。

Turquoise Blue を過剰に求めるとき、その色に強く魅了されるとき、私たちは自分の事を何もわかっていないとも言えます。完全に、その身も心も社会やそのこれまで培ってきた慣習にとらわれているのに、そのことに全く気付かず、自由だという。でも、それは本当の自由ではありません。

本当の自由とは、意識化に潜む、無意識、これを理解することができて初めて手にすることができるものです。

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Turquoise blueの好きな人は、地に足がついていない

この色を好む人は、地に足がついていないとも言えます。つまり、自分のすべきこと、Coralの領域にてすべきこと、それを何もせずに、自由を求めているとも言えます。

Coralとは集団の中で、一旦は皆と同じように暮らすことを求めます。自由が先ではなく、社会というもの(秩序)に、一回は拘束され、その中で生きていかなければいけないということをCoralは言います。

集団の中でしっかりと機能して生きていないということはつまりは、まだ自立するには何もその準備が整っていないということも示しています。もっと集団の中にあり、自身を鍛錬する必要があるとも言っています。

これらを踏まえてみていくと、turquoise blueを好むものというのは、まだ一人前になっていないということを表している色でもあります。自分の周りにある世界の事を何も知らない。つまり、自分の小さい視点でしか物事を見ていないということにもなります。

この色を好むものというのは、精神的にもとっても弱いです。とても強いとは言えません。一見するととても自立している色のように見えるかもしれませんが、実はその逆だったりします。

この色を好むものは、意思が弱く、何かと人に頼りがちなところもあります。自分の力で何かをするということがあまりないのかもしれません。

いつも誰かがしてくれた、助けてくれた。だから自分はあえて何もしないでいられた。そう言ったタイプの人がこのturquoise blueを選びがちだったりします。

Turquoise blueは甘えん坊

この色を好む人は、基本甘えん坊です。自分で能動的に何かをしようではなく、いつも、苦しい方ではなく、楽な方、楽な方へと自分を向かわせる傾向もあります。

楽な方に自分を進めるのも悪くはありません。でも、この色はそれがあまりにも強いです。何としても、苦しいことは避けて楽しいことだけで、自分を満たしていたいというのがこのTurqquoise blueという色です。

こういったことから考えていくと、この色を好む人というのは、真の自分からかなり遠ざかってしまっている人といえるのかもしれません。楽な方へ、楽な方へと自分の人生のかじ取りをしてきた結果、本当の自分から、かなり遠ざかってしまっているということです。

自分が見えているようで、何も見えていないということになります。何も見えていないからこそ、不安感や恐怖心もこの色の人は特に強いです。

Coralはそんなturquoise blueに警告を発します。

何度も言いますが、まずは社会集団の中で、秩序という作られた世界の中で生きるということをしっかりとしろ!と。その集団の中で自らを鍛錬しろ!と。自由を求めるのはそれからだ!と。今のままではまだ自由というフィールドに出ても、お前は戦えない!とそうCoralは警告します。

Turquoise blueのキーワードで、自立というものもありますが、この自立は、反対にあるCoralを十分に生きて初めて手にすることができるものです。自由や、自立、それは安易に手にすることは出来ません。

自分の身も心も、全体の中に囚われ続けている限り、その人がどれだけ自由を謳おうとそれは真なる自由とは言えません。彼らが大声で謳っているのは単なる自由の妄想です。

Turquoise Blueに惹かれた時こそ思い出してほしいこと

この色に惹かれた時は、ぜひ今ある自分を今一度振り返ってみてください。

全く地に足がついていないで、何かに寄りかかっている、依存しまくっている自分の姿が見えてくるはずです

そうしたものから自分が離れない限り、あなたのその自由は偽りです。

Coralは今自分が生きているその世界でしっかりと根を張れ!とも言います。しっかりと今ある場所で深い根を張り、そしてその自分が倒れないくらい丈夫な木になってから、それから自由を求めよとそう伝えます。

Turquoise Blueに惹かれるときは、自分がどこにもありません。あっちにこっちに風が吹くたびに、その風の赴くままに流されています。

それではだめで、どんなことがあってもしっかりと自分の足で立っていられる自分づくり、これが何よりもこのTurquoise Blueには必要です。

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